栄養士かめ子の、食べ物とそのまわりの話

20代栄養士のブログ。サッカーと野球好きな細マッチョの旦那様と2人。プライベートでも食べ物や栄養のことで頭がいっぱい。健康なうちに食事に気をつけることの大切さを伝えたい。

思い出のアルバム、BUMP OF CHICKEN「RAY」

特定の曲を聴くと、ある出来事を思い出すって、みんなあるんじゃないんでしょうか。私にもあります。今日、久しぶりに聞いて当時のことがよみがえりました。

聞いていたのは、BUMP OF CHICKENさんの「RAY」。

栄養士の学校の2年生の夏。栄養士になる為にはどうしても乗り越えなければいけないビッグイベントが待っていました。それは校外実習。事前学習で、学校の先生には「決して失礼のないように」と厳しく言われ、初めての現場での実習。きっと沢山の学びがあるということを想像して、前向きに考えていましたが、ハードな日々を想像すると、不安は増す一方でした。

不安と緊張感でいっぱいで迎えた初日の朝。少しでも気を紛らわせる為に、音楽を聴きながら現場に向かうことにしました。その頃は確かバンプがアルバムを発売し、Mステに初出場、このアルバムばっかり聴いていたので、当然この朝もこのアルバムを選びました。Mステの影響もあり、「虹を待つ人」「ray」の流れが最高にアガるんです。それから毎日、朝これを聞いて自分を鼓舞していました。

こうして、無事に校外実習をのりきることができました。毎日やってくる朝、ハードな一日が待っているのは確実なのに「よし!今日も頑張ろう!」と前向きになれたのは、この曲があったからだと思います。そして、今でもこのアルバムを聴くと、校外実習を思い出すと同時に、「あの時はあんなに頑張れたんだから大丈夫だ」と、私に力を与えてくれます。

実は、バンプは昔からのファンではなく、旦那様の影響で好きになりました。二人で、数々のライブにも参戦してきました。バンプと出会って、私の楽しみが一つ増えました。それを思うと、旦那様との出会いにも感謝だな…としみじみした気分になる、今日でした。

 

 

オリーブオイルの香りが分かった。

オリーブオイルはよく使用します。私にとっては、一般的なサラダ油と同じような存在で、炒め物やドレッシングなど、幅広く使っていました。オリーブオイル特有の香りがあるということも知っていましたが、ごま油の香りのように、はっきりと認識していませんでした。おしゃれなレストランに行くと、バケットをオリーブオイルで食べる、そんな経験も何度かあるのですが、大抵バルサミコ酢と一緒になっているので、そんなにオリーブオイルの香りというものが分からずにいました。デパートなんかに行くと、オリーブオイル専門店なんかもあります。大して香りの分からなかった私には無縁のお店でした。

ですが、最近のある朝食時、気まぐれで、フツーの食パンをオリーブオイルをつけて食べてみよっかなー、と思い、やってみました。すると、とっても個性的な香りがしてきたのです。オリーブオイルの香りとはこれか!と初めて気づきました。何年も料理に使ってきたのに、気づかなかった、こんなにも個性的な香り。なんと表現したら良いのだろう、青いツンとした香ばしいような癖のある香り。なんでこんなにも特徴のある香りに、今まで気づかなかったたんだろう…。おそらく、加熱料理に使うことが多かったから気づかなかったんでしょうね。

調べてみると、オリーブオイルの香りにもいろいろあるようで、産地とか、実の熟し具合とか、品種とか色々な要素があるみたい。

こうなってくると、香りを比較できるようなオリーブオイル専門店というのがとっても気になり始めました。今度、行ってみたいと思います。

因みに、私が食パンにつけて香りを実感したオリーブオイルは、スーパーでよく売られている、一般的な、エキストラバージンオリーブオイルです。この香りを生かした料理にトライしてみたいところです。

緑茶の好み。

小さい頃、父が母に「緑茶、濃いめで」とオーダーしていたのが、その頃は何が良いのか分かりませんでした。ところが。約20年経ち、父と同じく、濃くて苦い緑茶が好きな私がいます。

お〜いお茶なら必ず濃い茶を買うし、ダイエット目的ではなく苦味目当てで特茶を買うこともあります。CMで「緑茶のうま味と甘味が〜」とか言ってるの、なんの魅力も感じません。頂きものの玉露の美味しさが、残念ながら分かりません…。

ある時、お茶っ葉屋さんに行った時にお店の方に、苦いお茶が好きだと言ってオススメしてもらおうと思ったら、お店の方を困らせてしまいました。「うま味や甘味が好きなら高級茶葉をオススメしたり、淹れる温度を工夫したりできるけど、苦いのがいいなら、茶葉はやすくていい、熱湯でいい!」と言われました(笑)

それ以来、茶葉の種類にも温度にも拘らなくて良くなったので、とっても気楽になりました。毎日、濃くて苦いお茶が気軽に飲めて、私は幸せです!

うるち米ともち米と血糖値

デパ地位でとっても美味しそうだったので、もち米のお赤飯を購入しました。弾力があり、普段のお米(うるち米)とは違った美味しさがあります。

では、もち米は、普段食べるうるち米とはどんな違いがあるのでしょうか。

お米を構成しているデンプンには「アミロース」と「アミペクチン」の2種類があります。うるち米ともち米では、このデンプンの配合比が異なり、アミペクチンが多いのがもち米です。だんだん、専門的な話になってきてしまいましたが、アミペクチンが多いことが、もち米の粘りを生んでいます。また、この2種類のデンプンは構造が違い、アミペクチンの方が消化が良いと言われています。

消化が良い、じゃあアミペクチンの方が良いのかというと、実はそんな単純な話ではありません。勿論、お腹を壊したときは、消化の良い食べ物の方が良いのですが、消化が良い、という事は、血糖値が上昇しやすいとも言えるのです。また、消化が良いということは、腹持ちが悪いとも言えます。おやつを食べたくなってしまうかもしれませんね。

なんだか、「物事には表と裏があります」の例え話をしているみたいになってきてしまいました…。とにかく、私が言いたかったことは、美味しいもち米のお赤飯や炊き込みご飯を食べるときは、血糖値の急上昇に気をつけましょう!ということです。ゆっくり食べる(弾力があるので言われなくてもゆっくりになると思いますが…)とか、野菜を先に食べる、とか、ちょっと気をつけると、美味しく、より、体のことを考えた食べ方になると思います。



すき焼きのメリットとデメリット、など。

先日、黒毛和牛のすき焼き用肉を頂いたので、すき焼きをしました。よく見る、霜降りの、見るからに美味しそうなお肉です。

具は、豆腐、しらたき、麩、ねぎ、えのき、春菊は必須かなと思ったのですが、季節外れの春菊は高すぎたので諦めました。代わりに大根菜を入れました。

まず、お肉を焼いて、しらたきを入れる。割り下を入れて野菜と麩を煮込んでいきます。お肉はもちろん柔らかく、とろけるように美味しいのですが、お肉の出汁で煮たお野菜たちが美味しい。どっさり切ったはずの野菜があっという間になくなりました。野菜をおいしく、沢山食べられるところが、すき焼きの良いところだと思います!(野菜の量を測っておけば良かった…)また、タンパク質もしっかり摂れますね。そして、お麩!!!肉と野菜の美味しさを十分に吸ったお麩は美味しすぎて止まりませんでした。最初の方に入れて、最後の方までグツグツ、食べずに我慢するのがポイントです。

「お肉、柔らか〜い!」って思いながらも、「柔らかいということは、脂肪が多いということ、飽和脂肪酸は一体どれくらいの量になるんだろう…」と考えてしまうのが栄養士(私だけ?)。そこで、食品成分表を調べてみました。

 

和牛、肩ロース、脂身付き、2人で240g食べたので、240g当たりの数値です。

エネルギー 986kcal

タンパク質 33.1g

脂質            89.8g

飽和脂肪酸 29.26g

炭水化物     0.5g

食事摂取基準によると、飽和脂肪酸はエネルギ比で7%以下にしましょう。なので、仮に1日の摂取エネルギーの目標を1800kcalとすると、126kcal分、脂質は1g=9kcalなので、14gということになります。

 

他の食品からも飽和脂肪酸を摂っています。特に乳製品。だから、この日は確実に飽和脂肪酸の摂りすぎです…。飽和脂肪酸の過剰摂取が続くとどうなるのか、というのは、調べればいくらでも出てくるのでここでは書きません。

じゃあ、どうすれば良いか。その日のそのほかの食事、ほかの日の食事で調節すれば良いのです。すき焼きに限らず、1食の食事で栄養バランスを完璧にすることはとても難しいことです。絶対に、過剰、不足の栄養素が出てきます。だから、1日単位、1週間単位と、もう少し長いスパンで考えれば良いのです。

それと。ネットを見てると、割り下で色んなレシピが出てきます。しょうゆとみりんを1:1は基本。そこに出汁または水を入れるところまでは一緒なのですが、更に砂糖を大さじ◯杯っていうのもあって。そんなに甘み要らんやろ!っていう判断で砂糖は使いませんでした。結果、必要なかったと思います。みりんの甘みで十分。参考までに。

最後に。すき焼きをするなら絶対にお麩!お麩、絶対におススメです!

 

 

寿司のメリットとデメリット

昨日、回転寿司に行きました。目の前に生け簀があり、鯛に見つめられながら鯛の握りを食べるという、貴重な経験をしました。

私だけなのか、栄養士みんながそうなのか分かりませんが、何を食べるにも栄養成分のことを考えてしまいます。そこで、お寿司についても、栄養のことをまとめます。

魚に含まれるDHAEPAという成分のことを聞いたことがある方は多いと思います。体に必要な脂肪酸ですが、魚以外のものから摂るのはなかなか難しい栄養素です。また、DHAEPAは加熱等で酸化しやすく、理想は魚を生で食べることだと言われています。つまり、お寿司やお刺身で食べるのが一番ということ。というと、お寿司をたくさん食べよう!と思うかと思いますが、お寿司にもデメリットがあります。

①野菜が少ないこと。

②シャリ(酢飯)に糖分を多く含むこと。

私はお寿司は、丼モノを食べるのと一緒で、ご飯の摂取量が多くなり、糖質に偏った食事になると感じています。更に、酢飯にすることで、お砂糖をたくさん使います。白米のご飯を食べるより、糖質量もカロリーも多くなってしまうのです。だからこそ、野菜はしっかり食べたいところ。普段なら野菜サラダでも頼めば良いのですが、せっかくお寿司を食べるのに野菜サラダはちょっと違うかな…(私の主観です。)。だから、私はお寿司屋さんだったら必ずある、「魚のあら汁」を頼むようにしています。また、岩のりや芽ねぎのお寿司も純粋に美味しいですし、是非食べていただきたいです。

つらつらと書きました。が、何を食べるにも体のことを考えるのは大切ですが、考えすぎて美味しく食べられないのでは意味がないと思っています。「美味しく、楽しく食べること」と「体のことを考えて食べること」と両立できるといいですよね!

最後に、回転寿司、何頼もうかなー?考えるとワクワクします。自分の好きなネタばかり食べられるし、あら汁も美味しいし、幸せ。一番好きな外食かもしれません。

 

 

 

 

 

栗ご飯レシピ。

今シーズン初、栗ご飯炊きました。レシピといっても、特に変わったことはないのですが、書いておきたいと思います。

 

まず、栗を剥く。そのまま包丁を入れても固すぎるので、4〜5時間、水に浸けてから剥きました。外側の鬼皮は、固いけど切れ込みを入れればパカっと取れます。問題は内側の渋皮。辛抱強く包丁で剥きました。剥いた栗は水にさらします。

お米を炊飯器にセットします。いつもの水加減で。栗を入れるからって水を増やす必要はありません(さつまいもでも、とうもろこしでも一緒です。)。お好みで、水を大さじ1減らしてその分酒を入れます。更にお好みで塩を一つまみ。私は塩気を感じない程度くらいしか入れません。

浸水時間を取る場合は取って、出汁昆布(なければ無くても)、栗を入れてスイッチオン!あとは炊飯器がやってくれます。

栗の量もお好み、切り方もお好みで大丈夫。

 

栗を剥くのは大変ですが、後は簡単です。他の食材の混ぜご飯をするときも、やり方は一緒。覚えておくと便利です。案外簡単。是非、やってみて下さい。