栄養士かめ子の、食べ物とそのまわりの話

20代栄養士のブログ。糖尿病予防。元OL栄養士。ベビーからシニアまで、スポーツ栄養も含めて勉強しています。健康であることに感謝し、健康な人に生活習慣病にならない食べ方を伝えたい。たまに、サッカー(トリサポ、鹿サポ)、野球(YSファン)のことも書きます。

本の感想「こわいもの知らずの病理学講義」

店頭で面白そうなタイトルだな〜と思い、調べて見たところ、人気の本だと判明!これは読まなければと購入しました。

読んでいると、とても懐かしい気分になりました。栄養士の学校での、解剖生理学の授業を思い出しました。栄養士になるためには、食べ物のことだけではなく、人の体の事も勉強します。食べ物は病気に関わっていることがあります。生活習慣病とか。体の仕組みを知っていないと、食べ物が病気にどのように関わっているかわかりません。私は解剖生理学の授業が好きでした。興味のない人には苦痛の時間だったかもしれませんが、自分の体の仕組みを知ることは発見の連続でした。今まで、漠然としていた病気に対する知識がクリアなものになりました。例えば、糖尿病はどうやって発症するのか、とか。(勿論、お医者さんほどの知識ではありませんが。)

このように、少しだけ学校で知識を得ていたので、前半は頭をフル回転させながら、聞いたことある!とか思いながら、読み進めていきました。ところが、後半です。第4章、第5章、「がん」のお話です。がん患者さんの食事については学んでいますが、どうやって発生するのかとか、抗がん剤ってどのように働くのかとかは全く知識はありません。がんは発症したらヤバい、くらいの知識しかありません。そんな私には発見の連続でした。

医学がどんどん進歩していて、がんを治す薬が新しく開発されている。なんとなく、不治の病のイメージが強いけど、そうではないし、今後もきっと、治療できる割合が上がっていくんだろうなと思い、少しだけほっとしました。しかし、「がんは進化する」。「新たな突然変異」を獲得していく。恐ろしいと思うとともに、体って不思議だと感じました。がんは何のために私たちの体の中にできるんだろう。目的はなに?どこを目指してるの?と。治療できる割合が増えても、やつらはまた進化していき、それをまた追いかけるように治療法が見つかって…という追いかけっこが続くのかもしれません。 

この文章の前半に書いたように、栄養士の勉強をした人は、昔のことを思い出しながら読める本です。学校を卒業したら、解剖生理学はそれっきりの人も多いとは思いますが、少しだけ知識を掘り起こすのも良いかもしれません。この本が売れたら続編、と確かに書いてありました。期待しています!

 

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