栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

本の感想「お母さんのための「食の安全」教室」

食品添加物放射線など、食べ物に関わる心配事はつきません。危険だから食べるな!と書いてある本は山ほどあって、でも、科学的なことが書いていなかったりして、モヤモヤしたまま納得できず、パラパラめくっておしまいになってしまうことがありました。

私を納得させられる本がないかと思って探していたところ、松永和紀さんの事を知りました。沢山ある著書の中で、雑誌「栄養と料理」に連載されたものという事で、分かりやすくまとめてあるだろうと思い手に取りました。

読んでみて、タイトルの通り子を守るお母さんに是非、読んでほしい本だと思いました。食品は毎日摂取するものなのに、私たちの知識は結構曖昧。色んなところから、〇〇という添加物は食べちゃダメだとか、放射能に汚染されてるとか、他にも色んな情報が出てきます。でも、伝言ゲームを繰り返した情報は大事な部分が抜け、余計な情報がくっつき、元々のお話とは全然違うものになっていたり。(そもそも最初の情報が怪しいこともありますが。)根拠は?と言われると、何でそういう情報が出回っているのか分からなかったり。とにかく、曖昧な情報が多すぎて、惑わされてしまう状況にあると思うのです。正確な情報を知りたいと思っても、法律の話になったり、数字が出てきたり、いち消費者が一人で勉強しようと思っても、とても難易度が高く、納得できる前に挫折してしまいます。そんな、欲しいけどもなかなか手に入らない情報を分かりやすく説明してある本です。

日々のスーパーのお買い物は、沢山ある食べ物の中から、選択の連続です。この本を読めば、今まで知識の無くて曖昧な情報に流されていた方も、自分で判断、選択出来るようになるのではないでしょうか。

私は、添加物の有無とか産地とかは、その人が自分で考えて選んだのならば、それで良いと思います。問題は、知識がなく安ければなんでも良いと思うこと。また、間違った知識を信じて、食品を選んでしまうこと。栄養の専門家ではなくても、自分の体に入れるものなら興味を持って欲しい。「沢山ある中からどうしてこれを選んだのか」とこだわりを持って欲しいと感じています。そんな、自分の食べるものにこだわりを持つ、きっかけになる本だと思います!

 

・2019/5/9 編集しました。