栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

本の感想「アソビくるう人生をきみに。」

SNSで知ったブロガーのあんちゃさん。彼女の生き方がかっこよくて、突き抜けていて、素敵だな思っていました。そしてその著書をやっと読みました。私が感じたことをを記録しておきます。

会社員の父と専業主婦で相当真面目な母に育てられた私。大学生の頃くらいまでは、大学を卒業したら、一般の企業に就職し、定年までその会社で働くのが良い事だ、と思っていました。数年で辞めちゃうような「ゆとり」なことは絶対にしないぞ!と思っていました。周りの目とか、とっても気にしていました。

大学に進学し、就活の時期になると、大学の同級生たちは次々と内定を貰っていきました。しかし、私は同じようにはいきませんでした。就職活動というのを周りのみんなに合わせて始めてみたものの、なんだか身が入らず。どこの会社に入りたいのかよく分からない。それはどうして働くのか、という疑問に答えが出せずにいたからです。周りの人に「なんで働くのかな?」と素直に疑問をぶつけてみると、「お金のため」という回答。忘れもしない、「働きたくないなんて、中二病!?」と言われたこともありました。私は、お金が貰えれば、どんな苦しい仕事でもやってしまうの?そんなの、わたしには出来ない!!!!!今、もし人に自慢できるような有名企業に就職が決まっても、やり甲斐を感じられなければ、きっと長続きしないだろうな、私の人生つまんないだろうな、楽しくないとできない、と感じてしまったのです。大学生活の前半は遊びまくって就職のことなんか頭になかった私は、人より大分遅くなりましたが、ここでやっと、将来のことを考え始めました。

そして大多数の同級生が歩む道とは違う道を歩み始めました。ぼんやり視界の前に見えていた、続いていく線路を、無理やり、グイーっと曲げてしまったのです。人の目を気にしてしまう私は、この決断に至るまでにとても時間がかかってしまいました。そして、一流企業でで働く友人に引け目を感じることもありました。孤独も感じました。しかし、「やりたいことをやればいいんだ」と自分に言い聞かせて突き進みました。その後、資格を取得し、人より遅れて社会に出てやっと、胸を張って、自分の選んだ道を説明できるようになりましたが、そんな葛藤していた頃の自分に教えてあげたい本です。決まったレールを歩くことだけが正解なんじゃないよ、と。回り道をしたし、お金も時間もロスしたので、できればもっと早く気づきたかった。だから、大学生、もっと言えば、高校生に読んでほしい。きっと視野が広がると思うんです。

もちろん、大企業で働く、自分の友人たちのことは誇りに思っています。私はそれが出来なかった、だけど、友人たちより劣っているわけじゃないよ、ってことです!

てか、あんちゃさん、年下だ…。私よりはるかにしっかりしていて、発言に筋が通っていて大人。恐れ多いのですが、多くの方に読んでほしい本なので、記録しました。