栄養士かめ子の、食べ物とそのまわりの話

20代栄養士のブログ。糖尿病予防。元OL栄養士。ベビーからシニアまで、スポーツ栄養も含めて勉強しています。健康であることに感謝し、健康な人に生活習慣病にならない食べ方を伝えたい。たまに、サッカー(トリサポ、鹿サポ)、野球(YSファン)のことも書きます。

見えない菌が怖い。

皆さんは、買ってきた生肉、どうしますか?どうしますか、と言われても、という感じですが、まず、まな板の上に出しますか、素手で触りますか?入っていたトレーはどうやって洗いますか?

栄養士の学校に行ってから、見えない細菌にとても敏感になりました。食品衛生学の先生が、「生肉はまな板の上に出さずに、鍋に入れて焼く。それから切る。」と言っていたのは強烈に覚えています。保育園で給食のアルバイトをした時に、「生の野菜はそのまま出せない。きゅうりも熱湯に通す。」「爪楊枝も加熱殺菌にしてから使用する。」というのにもびっくりしました(保育園は特に食品衛生に厳しいのです。)。私は、仕事として、給食の現場は経験していないので知らないけれど、他にも色んな、見えない細菌に対する対策がなされていると思います。

こんな経験をしてきた結果、普段の自宅での料理の時も、少々神経質に、見えない菌と戦うようになりました。まず、生肉はまな板の上に出しません。あらかじめカットされたものを買ってくるか、火を通してから一度鍋から出して切ります。だから、生肉に素手やまな板が触れることはありません(魚だと、そうも出来ないこともあるんですが)。また、生肉ののっていたトレーにスポンジを付ける事に抵抗があるし、トレーをこすったスポンジで他の食器を洗う事にも抵抗があります。だから、生肉がのっていたトレーとトレーを置いたシンクは、他の食器や調理器具に触れる前にまず、熱湯をかけて殺菌します(トレーを包んでいたラップも含めて)。その後、トレーをスポンジでこすりますが、最終的にスポンジも熱湯をかけるか、殺菌力のある食器用洗剤をつけておきます。

ここまでしてやっと、私は安心できるのです。もちろん、100℃近い熱湯で殺せない菌や、菌が死んでも既に毒素が作られている場合には食中毒を防げないこともあります。

また、一例ですが、焼肉屋さんでも、とても神経質になります。大抵トングが用意されていますが、だんだん面倒になってきて、口に入れる箸で生肉を扱ってしまうのを見たことがあります。私はこれがどうしてもダメです。旦那様にはそれくらい大丈夫だよ、と言われますが。うちの旦那様のような、食中毒に対する考えが少々ルーズな人が、焼肉屋さんに行くことを考えるとちょっと心配になります。でも「生肉はトングで焼いてください」って書いてる焼肉屋さんも、最近は増えているように感じます。

「食中毒の三原則」ってご存知ですか?栄養士や管理栄養士でなくても、食品を扱う仕事をしたことがある人は、聞いたことがあると思います。

①細菌をつけない

②細菌を増やさない

③細菌をやっつける

この三原則、家庭でも勿論通用します。専門の人ばかりではなくて、一般家庭にももっと浸透してほしいなと思います。

こんなに、見えない菌と戦っているのは私だけなんでしょうか…?それとも、栄養士には私以外にもこんな人がいるのか…?ちょっと気になります。