栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

本ししゃもと樺太ししゃも栄養価の違いはあるのか?

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こんばんは、栄養士のかめ子です。

皆さんは一般的にししゃもと呼ばれる魚には2種類あることをご存知ですか?「樺太ししゃも(カペリン)」と「本ししゃも」です。スーパーの店頭で見るものはほとんど全て、と言って良いほど樺太ししゃもの方で、本ししゃもが売っていることなんてほぼありません。本ししゃもの方が流通量が圧倒的に少ないのです。本ししゃもを入手できるお店なんてなかなか無いと思っていたところ、最近、デパ地下の魚の干物屋さんで見つけてしまいました。もちろん購入!

2種類の魚の違いは調べればいくらでも出てくるので、ここでは書きません。大きさは同じくらいですが、色は少し違い、樺太ししゃもは青魚っぽい色、本ししゃもの方が全体が肌色のようなピンクっぽい色の印象。だから、一度見れば区別はつくと思います。

滅多に食べられない本ししゃもを味わいながら、栄養価に違いはあるのか?疑問に思ったので調べてみました。一匹の重さはある15〜20gですが、一度に数匹食べると思うので、干物を焼く前の重量100gで比較します。

樺太ししゃも タンパク質 15.6g

                       脂質 11.6g

                       炭水化物 0.5g

                       カルシウム 350mg

                       DHAEPA 1390mg

本ししゃも    タンパク質 21.0g

                       脂質 8.1g

                       炭水化物 0.2g

                       カルシウム 330mg

                       DHAEPA 1220mg

樺太ししゃも の方が脂質が多く、本ししゃもの方がタンパク質が多いという結果ですが、そこまで大きな差はありませんでした。本ししゃもは、見た目が白っぽく、味もわりと淡白だと感じたので、DHAEPAは摂れるのかな?と思っていたのですが、充分摂れそう、むしろ青魚にも引けを取らない量です。丸ごと食べるので、きっとどちらもカルシウムは多いだろうなと予測していたのですが、やっぱりそうでした。鯵の可食部のカルシウム含有量が66mg /100g(生)なので、圧倒的な差です。ししゃもはお父さんのお酒のおつまみの印象がありますが(私だけ?)カルシウム摂取にも良さそうです。

と、ここまで食品成分表とにらめっこした結果を書いてきたのですが、成分表ではオス・メス区別していませんでした。しかし、オスメスで少し差があるのではないかな…?と思いました。ただ、平均的な含有量が分かったので、満足です!

調べれば調べるほど、希少な魚だと感じる本ししゃもです。旬は今頃のようで、またデパ地下で出会えれば良いな…と祈っているところです。