栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

ピーマンは緑黄色野菜?

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こんばんは、栄養士のかめ子です。写真は簡単で美味しい「無限ピーマン」です。「ぶっかけ海苔めし」に半分埋もれてますが…。

 

皆さんは、緑黄色野菜というと、どんな野菜を思い浮かべますか?ほうれん草、人参などを思い浮かべる方が多いと思います。実は「緑黄色野菜」と呼ぶには、厚生労働省が定めた明確な基準があります。「カロテンを600μg /100g以上含む」という基準です。

しかし、緑黄色野菜に分類されている野菜の中には、この基準を満たしていない、「例外」があります。例えばピーマン。濃い緑色で、いかにも緑黄色野菜という感じですが、β-カロテンの含有量は400μg/100gです。基準を満たしていません。(調べたところ、「カロテン」と「β-カロテン」はここでは同等に扱って良さそうです。)

では、基準を満たしていないのに、どうして緑黄色野菜に分類されているのでしょうか?

実は、厚生労働省によると、「トマト・ピーマンなどは、可食部100g中のカロテン含有量が実際には600μg未満であるものの、食べる回数や量が多いため、緑黄色野菜に分類する。」という例外ルールが存在するのです。「緑黄色野菜の基準にはちょっと届かなかったけど、たくさん量を食べる野菜なので、緑黄色野菜にいれてよいでしょう。」ってとこでしょうか。ちなみにトマトのβ-カロテンは540μg /100g。惜しい…。例えば、淡色野菜のレタスは240μg /100gなので、それよりは明らかに多いですが、 トマトやピーマンは特例で緑黄色野菜の仲間入りをした野菜なのです。

トマトもピーマンも、とても食卓に取り入れやすい野菜だと思います(個人的に、トマトは、食べ方によっては苦手ですが)。今後も、レパートリーを増やしていきたいな…と思っている私です。

 

緑黄色野菜については過去にも記事を書きました。宜しければご覧下さい。

eiyoushikameko.hatenablog.com