栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

魚のDHAとEPA。⑤〜金目鯛と鯛〜

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こんばんは、栄養士のかめ子です。お刺身、大好き。写真は、前からまぐろ、鯛、いか。刺身は調理の手間が省けるし、洗い物も減るので、忙しい奥様やOLさんにもおススメの主菜です。

以前、白身魚の代表として、「鱈」のDHAEPAの量を調べました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

その結果、鱈は青魚に比べて、DHAEPAが圧倒的に少なく、鱈を食べても十分な量を摂取できないことが分かりました。それ以来、その結果は白身魚全般に言えることだと思っていました。だから、「せっかく魚を食べるならDHAEPAを摂りたい!」という気持ちで、白身魚を食べる頻度が減ってました…。ですが金目鯛や鯛って好きなので食べる機会が多くて、でも白身魚だからな…とモヤモヤしていたので、調べてみる事にしました。すると、意外な事実が判明しました!

 

まず、過去のブロブにも記載した、生の真鱈(切り身)100gのDHAEPAの量を復習です。

DHA 42mg

EPA 24mg

そして、食品成分表より、生の金目鯛(三枚おろし)と真鯛(刺身)100gの数値です。真鯛は刺身の測定値があったので、真鯛のみ刺身の値を引用します。

金目鯛 DHA 870mg 

            EPA 270mg

真鯛    DHA 500mg

            EPA 240mg

うわぁ!結構入っている嬉!金目鯛や鯛はDHAEPAを豊富に含んでいることが分かりました。結構脂乗ってるんですね。これで積極的に食べられそうです。

これで今まで私が思い込んでいた、「白身魚DHAEPAが少ない」というのは誤解であることが分かりました。魚の種類によって様々なようです。

ちなみに、食事摂取基準より、DHAEPAの目安量は、n-3系脂肪酸の総量として定められており、20代女性で1.6g /dayです。

 

鱈は、DHAEPAの面では今回比較した魚より劣りますが、今までのブログにも書いたように、メリットはあります。子供でも食べやすいこと、(魚全般に言えることですが)肉の代わりに食べることで飽和脂肪酸の摂取を減らせることなどが挙げられます。それにいつでもスーパーに売っていて、入手しやすい魚です。鯛のように、生食はあまりしないと思いますが。DHAEPAが摂れる魚と組み合わせて、うまく食卓に取り入れていきたいものです。