栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

中が生のまま提供されるハンバーグの話。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。いつか食べたハンバーグ。ハンバーグといえば、以前ブログでも少しだけ触れましたが、栄養士の学校時代の実験の題材の1つでした。どうやったら、柔らかくて美味しいハンバーグが出来るのか、材料それぞれの使う意味を考えました。

そんな私も大好きなハンバーグですが、最近、「中が生のまま提供されるハンバーグ」というのをTVで何度か見ました。流行っているのか、出しているお店は複数あるようです。提供されたものは半分に切って、断面の生の部分を熱々の鉄板かステーキペレットに押し付けてから食べるとのこと…。

自分で、実際に食べたことはないので、詳しくは分かりませんが、栄養士としては、むむむ!?っと思いました。それは「食中毒の心配はないだろうか?」という事です。一枚肉のステーキのレアとは違います。焼き加減はお客さんにお任せって事ですよね。焼くのが不十分で、生のまま食べてしまう事もあるかと少し心配になりました。

一瞬10年ほど前の、お客さんが自分で焼き加減を調節できる、とあるステーキ屋さんの、成型肉の加熱不十分による食中毒が頭をよぎりました。

 

そんなモヤモヤしていた所、先日あるファミレスに行ったところ、同じようなメニューがありました。チェーン店のファミレスで提供されてるという事は、衛生面の対策は為されているだろうなとは思いつつも不安だったので、私は頼みませんでした。しかし、周りの方は結構頼んでいました。

様子を伺っていると、提供時にお客さんにいくつかのお願いをしているのが聞こえました。

・ステーキペレットで生の部分を焼いてから食べること。

・ステーキペレットは、冷めたら何度でも交換すること。

・半生のハンバーグを切るナイフ・フォークと、食べる時に使用するナイフ・フォークを別にすること。

なるほど、対策は色々と為されているようです。もしかしたら、他にも私が気づかなかった対策があるかもしれません。お客さんが、このルールを守ってしっかり加熱して食べてくれれば、安全に食べられるということですね。ただ、一般の方が食中毒のリスクを考えて、このルールを守ってくれるのか、心配です。焼肉のトングのように、途中から面倒くさくなって区別しなくなってしまいそうです。

きっと、「自分で焼くという楽しさ」と、「焼きすぎず美味しい状態で食べられる」というのが魅力のメニューなんだと思います。今後も安全に食べられる事を祈っております。

私は…、多分今後も食べないと思います。ナイフ・フォークを区別しても厳密に「汚染区域」と「非汚染区域」を区別できなそうで、「コンタミ(非汚染区域が汚染されること)」が怖いです。食品衛生に神経質な栄養士としては(私だけ?)ちょっと食べるのに勇気がいりそうです。