栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

ノロウイルスに感染しないために。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。実家に帰省した時に、牡蠣の入った鍋を食べました。「牡蠣」と聞いて身構えてしまうのは私だけでしょうか…?それとも栄養士みんな?どうしてもノロウイルスを想像してしまうのです。私は感染した事がないのですが、相当辛いらしいですね。今後も感染したくないものです。

今日のブログでは、そんなノロウイルスの話をしようと思います。多くの細菌性食中毒が梅雨や夏の湿度が高く暑い時期に発生件数が増える中、厚生労働省のHPを見ると、ノロウイルスはまさに今の時期(12月〜1月)に発生件数のピークを迎えます。

 

ノロウイルスにはいくつか特徴があり、その中で気をつけたい特徴としては、

①アルコール消毒が効かないこと。

②菌数が少なくても感染すること。

③症状改善後も1ヶ月ほどはウイルスの排出が続くこと。

が挙げられます。

まず、①について。もう、ご存知の方も多いと思いますが、よくあるアルコール消毒ではノロウイルスは死にません!ウイルスを殺すためには、食器や布巾等については熱湯消毒(1分以上)、調理器具等は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)による処理が必要です。

次に、②について。ノロウイルスは感染力が非常に強いです。10〜100個程度で感染し発症します。感染力が弱いものは、1000000個位で発症する事を考えると、ノロウイルスの恐ろしさが分かると思います。

そして、③について、ウイルスの排出が続くとは、排泄物の中に菌がいる状態が続くということです。だから、症状が改善した後も手洗いが不十分だったりすると、人に移すリスクがあるということです。

 

これらの特徴を踏まえて、ノロウイルスに感染しない、周りの人を感染させないための対策としては、

①感染者は調理に従事しないこと。

②調理前にしっかり手洗いすること。(特に生食する食材を触る場合!)

ノロウイルスは加熱で死滅するため、感染の恐れのある食材は十分に加熱すること。(85℃〜90℃、90秒以上)

④熱湯や次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を行うこと。

が、挙げられます。

①は当然の事ですが、前述の通り、症状改善後もウイルスの排出が続きます。自宅では判断が難しいですが、飲食店等では排出が無くなった事を確認してから調理に従事する事が大切です。

②は、ウイルスを殺す事は出来ませんが、手に付着したウイルスを減らすのに有効です。加熱する食材でも油断はできませんが、特に生食する食材や食器などを触る場合、慎重に手洗いする事が大切です。

③について、感染源となっている食材で多いのは、牡蠣などの二枚貝です。ノロウイルスは、人間のみが感受性を持つため、牡蠣はウイルスを持っていても平気なんですね…!だから、生食や加熱不十分で食べる事は避け、十分に加熱する事が大切です。

④は前述の通りです。

 

調剤薬局、病院でもデパートでも、入り口にアルコール消毒を置いている所、多いですよね…。でも、ノロウイルスはそれでは死滅しないという落とし穴。以前ブログにも書きましたが、最近酢の物にハマっていて、野菜を生食することも多い私(ノロウイルスは胃酸耐性があるのでお酢では死なないと思います。)。ノロウイルスを自宅に、体内に、持ち込まないように、手洗い等十分に気をつけたいと思います。

 

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