栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

プロテインは必要か?〜高齢者の場合〜

こんばんは、栄養士のかめ子です。

先日より、プロテインの必要性を考えるブログを書いています。

eiyoushikameko.hatenablog.com

昨日まで、子供と大人について考えてきました。今日は最後に高齢者について考えたいと思います。

 

最近、ご高齢になっても元気いっぱいな方が多いですよね。スポーツジムに初めて行った時に、若者に混じってハードな運動をしているご高齢の方が多く、びっくりしました。ご高齢の方の中にも、筋肉づくりのためにプロテインを使っている方もいるかもしれません。ですが、高齢者でも基本は同じで、食事で必要な栄養が摂れるなら、プロテインは不要です。理由は、昨日までのブログを読んで頂ければ分かると思います。簡単に言うと、プロテインサプリメントでしかないからです。

 

ですが、大人の場合と同じで、プロテインは運動する人以外にも使える可能性があると、私は考えています。

それは、「食が細くなって来て、痩せてきた方」です。高齢になり、食事でエネルギーやタンパク質を十分摂ることができなくなると、私たちの体は、自分の体に蓄えられている筋肉から、足りない分を補おうとします。そうすると、体の筋肉量が減少します。その結果、「サルコペニア」と呼ばれる、筋肉量が減少した状態になります。それは要介護や寝たきりに繋がることもあります。

だから、ご高齢の方は、必要なエネルギー・タンパク質をしっかり摂ることが大切なんです(予防は食事が全てではありませんが)。必要な栄養を食事で補えない場合は、プロテインを飲んでタンパク質を補うのも有りだと思います。実際、「病院やスポーツジムで、食事の補助として、プロテインを勧められた」というご高齢の方の声を何度も聞いたことがあります。

ただし、何度も言っているように、多くのプロテインには、糖質や脂質はほとんど含まれていません。甘みをつけるのに、糖質を使わずに低カロリー甘味料を使用して、わざわざエネルギーを下げているんです。エネルギーをしっかり補助したいなら、プロテインを選ぶ事はないかな、と思います。サポートしたい栄養が「タンパク質」だけならプロテインでも良いですが、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル全般を補いたいのであれば、明治の「メイバランス」や森永の「クリミール」などの栄養補助食品の方が目的に合っていると思います。

また、プロテインとして売っている商品以外にも、タンパク質を補助する商品はあります。例えば、明治の「メイプロテイン」。味がないので、汁物やジュースに溶かして使える粉末状のタンパク質の商品です。ドラックストアの他、ネット購入も出来ます。これ↓。前も紹介したかも。

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また、もしプロテインを使う場合には注意点があります。高齢者に限らずですが、腎臓病や糖尿病性腎症等でタンパク質制限がある方は、ジム等で勧められても、プロテインは使用しないで下さい。その他、食事制限がある方も一度医師に相談して下さい。

 

 

なんだか、話が逸れてきた気がするし、プロテインを勧めたいんだか勧めたくないんだか、分からない内容になってしまいました。ただ、序章で書いた通り、プロテインの安易な使用は勧めたくない立場ですので、その点はお許し下さい。

 

最後に、もはやプロテインの話ではありませんが…、高齢者の食事で気をつけなければいけないことは「エネルギーとプロテイン」だけではありません。タイムリーなことに、昨日(2/9)発売の雑誌「栄養と料理 2019年03月号」のテーマが「親のごはん」でした。

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以上で、「プロテインは必要か?」の全てを終わります。

 

〈参考文献〉

鈴木志保子「理論と実践 スポーツ栄養学」(2018)

・成田美紀、検見﨑聡美「健康寿命を延ばす高齢者の栄養と食事」(2018)