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高カカオチョコレートとは。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。バレンタインが近いですね…。私もデパ地下のチョコレート売り場に行ってみたのですが、人が多すぎて、さっさと帰ってきてしまいました。

そんなチョコレートですが、最近(というか少し前から)「高カカオチョコレートが体に良い」という事で流行ってますね。TVの影響力は大きく、健康番組を見て、チョコレートを食べる事を習慣にされた方も多いようです。

 

しかし、中にはチョコレートの分類の分かりにくさから間違って、高カカオチョコレートのつもりが、そうではないものを食べてしまっている方もいるようです。本当に働きが期待できるのかは別として、このことについて、今日は解説したいと思います。

 

まず、一般的に「高カカオチョコレート」とは、原材料の中でカカオの使用割合が70%以上のものを指します。最近はパッケージに「〇〇%」と書いてあるものも多いですよね。ちなみに、「カカオ」とは、カカオマス・ココアパウダー・ココアバター・カカオニブなどの総称です。食品の原材料は、使用量が多いものから順番に書くという決まりがあります。なので、高カカオチョコレートのパッケージの原材料覧を見ると、「カカオ」に該当するものが最初に書いてあると思います。

 

ここで、煩わしい言葉がいくつかあります。

・ビターチョコレート・ダークチョコレート

・ブラックチョコレート

まず、「ビターチョコレート・ダークチョコレート」ですが、一般的には、カカオが40%〜60%のミルクを使っていないチョコレートを指すことが多いです。逆にいうと、高カカオチョコレートではないということです。ただし、最近はカカオ70%以上のものを指していると思われる場面も見受けられます。

また、「ブラックチョコレート」も、ビターチョコレート・ダークチョコレートと同じ意味で使われるようです。ただし、日本の食品会社の商品を見ると、ミルクチョコレートに対比してミルクを使っていない、という意味でしかないような気がします。実際の商品のカカオの割合は40%より低いものも含まれるのではないでしょうか。砂糖の量も、炭水化物の量を比較する限り、同じ会社のブラックとミルクだったら余り変わらないと思います。

要は、言葉の定義がはっきりしておらず、慣用的で曖昧に使われている言葉なんです…。

 

話は変わりますが、カカオの割合が高くなると、当然、砂糖の使用量は減ります。でもカロリーは余り変わりません。なぜなら、カカオには油脂(カカオバター)が多く含まれるからです。カカオの割合が多くなると、油脂の割合も増えるので、砂糖は減ってもカロリーは減らないんですね…。

 

まとめ。「ビター・ダーク・ブラック」という言葉の定義は曖昧です。カカオの健康への良い働きは色々言われています。本当に働きがあるかどうかは別として、それを期待して食べるなら、はっきり「〇〇%」と書かれたものを選ぶのが確実だと思います。高カカオチョコレートはスーパーでも人気商品ですので、分からなければお店の人に聞くのが良いと思いますよ〜!

 

〈参考文献〉

・日本チョコレート・ココア協会 ウェブサイト

・株式会社明治 ウェブサイト