栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

絹さやは何で出来ているのか?

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こんばんは、栄養士のかめ子です。旬の野菜と卵の炒め物。絹さやは年中スーパーで見かけますが、今は旬で特に安いので、最近頻繁に買っています。

絹さやは実えんどうグリーンピース)の豆が大きくなる前に収穫したもので、実えんどうと違い、さやごと食べるのが特徴です。ちなみに、豆苗はえんどうが発芽した若芽です。

それでふと思ったのが、絹さやでさやごと食べるのと、実えんどうで豆のみを食べるので三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)はどれくらい違うのかということです。今日は、食品成分表で調べてみようと思います。

 

  

絹さやと実えんどう三大栄養素の含有量

早速、食品成分表の値を見ていこうと思います。全て100g当たりの数値です。

・絹さや   エネルギー 36kcal

       タンパク質 3.1g

       脂質    0.2g

       糖質    4.5g

       食物繊維  3.0g

実えんどう エネルギー 93kcal

       タンパク質 6.9g

       脂質    0.4g  

       糖質    7.6g

       食物繊維  7.7g

 

分かったこと

タンパク質と糖質が実えんどうの方が多く、その結果、同じ重量ならエネルギーも高い事が分かりました。食物繊維は、皮の部分に多く含まれていそうなので、絹さやの方が多いのかなと思いましたが、実えんどうの方が2倍に以上含まれている事が分かりました。脂質はどちらも少なかったです。

結果的に、タンパク質も糖質も食物繊維も、実えんどうの方が多かったのです。同じ重量で比べているので、では絹さやは何が多いのかというと、水分が多く含まれていました。

 

まとめ

同じ植物ですが、食べる状態によって、栄養価が全く違うことが分かりました。

ちなみに、β-カロテンの量を調べてみると、絹さやも実えんどうも、どちらも緑黄色野菜の基準には届きませんが、ある程度はβ-カロテンがしっかり摂れる数値でした。ですが、絹さやは良いとして、実えんどうは豆ですが、淡色野菜に入れて良いんでしょうか?少なくとも、食品成分表の中では、「野菜」に分類されていました。これについては、もう少し調べてみようと思います。