栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

「料理酒」に代わって「料理用清酒」を買ってみた。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。これは先日購入した、料理用のお酒です。食材の臭みけしなどに、なくてはならない存在ですよね。実はこのお酒、よくある「料理酒」ではありません。料理用の「清酒」です。この違いについて、今日はお話ししたいと思います。

 

 

料理酒と料理用清酒の違いは?

料理酒と調理用清酒、どちらもアルコールが含まれているのは同じです。違いは料理酒には一般的に食塩が添加されているのに対し、料理用清酒は食塩が添加されていないということです。

料理酒を料理に使用している方は多いと思います。料理酒からも食塩を摂取していることに気づいていましたか・・・?

  

何で料理用清酒を買おうと思ったのか

少し話が逸れますが、どうして料理用清酒の購入に至ったか、説明します。

今まで料理をする時は、料理酒を使用するか、旦那様が飲むお酒を分けてもらって使っていました。ですが、料理酒に食塩が入っているのは知っていたので、以前からその塩分が気になっていました。次料理用にお酒を買うときは、日本酒にしようかな?と考えていました。

しかし、私自身はお酒に詳しくないので、どの日本酒を買えばよいのか分かりませんでした。それで、ネットで調べていたところ、料理用の清酒が調味料の会社から発売されていることに気づいたのです。

 

料理酒に含まれる食塩の量

料理酒に含まれる食塩相当量は商品によって多少ばらつきがあります。私の自宅にあったものは、「大さじ1杯(15mL)当たり、食塩相当量0.3g」でした。醤油は、「大さじ1杯当たり、食塩相当量約3g」なので、これに比べるとわずかな量です。でも、料理酒には食塩が入っていないと思って、ドバドバ使っているとマズいですよね。

 

なぜ料理酒に食塩が入っているのか

ではなぜ、料理酒には食塩が入っているのでしょうか。お酒に詳しい方は分かるかもしれませんが、調べてみると「酒税法」と関係がありそうです。

酒税法では、一定の濃度のアルコールを含む飲料は酒類として扱われ、酒税が発生します。つまり、料理酒もアルコールの濃度だけを見ると酒税が発生し、その分値段が上がってしまうのです。酒税がかかるのを避けるために、食塩を添加して、飲用できないお酒にしているのが料理酒なのです(不可飲処置といいます。)。

食品会社のHPを見ましたが、料理酒のページには「本品は酒税法上の酒類ではありません。」と記載されていますね。

逆に言うと、料理用清酒酒税法によって酒税がかかるということです。確かに店頭でも、料理用清酒の方が値段が高かったです。

 

まとめ

料理酒と料理用清酒の違いが分かりましたでしょうか?私は今回初めて料理用清酒を買いましたが、買ってよかったなと思っています(勿論、日本酒でも良いのですが。)。料理酒に含まれる塩分の心配をしなくて良くなったからです。今までよりも、料理に沢山使っても平気だという安心感が得られました。

私が今回買ったのは、キッコーマン「料理の清酒」ですが、他社からも同じような商品が出ているようです。気になる方はスーパーで探してみて下さい! 

 

 

〈参考〉

キッコーマン株式会社 ウェブサイト(2019/4/13閲覧)

宝酒造株式会社 ウェブサイト(2019/4/13閲覧)