こんばんは、栄養士のかめ子です。いつかのご飯のおかず、鰆の照り焼きです。以前私のブログでも紹介した野﨑洋光さんの本を読んで以来、魚料理が上手くなりたいと思うようになりました。今まで魚を食べる時は刺身に頼ることが多かったのですが、最近は魚料理の練習をしており、なるべく手作りするように意識しています。
今日は私が魚料理の練習でも使った、鰆の旬の話をしたいと思います。
最近知った誤解
この日の魚は鰆「さわら」でしたが、「魚へんに春」と書きます。漢字の通り、今までは当然、春が旬の魚だと思っていました。しかし先日、漢字とは違って実は「脂が乗って美味しい旬は晩秋から初春」という情報を知りました。
一方で4月になっても魚屋さんには「旬」のシールを貼った鰆をよく見かけます。これは一体、どういうことなんでしょうか。
鰆の本当の旬はいつ?
気になったので調べてみました。すると、面白いことが分かりました。
鰆は回遊魚です。つまり、地域によって獲れる時期が違うそうです。
関東では、産卵期前の冬の時期に獲れます。この鰆は「寒鰆」と呼ばれます。
関西では、5月頃に産卵期を迎えた鰆が瀬戸内海で沢山獲れます。この為、関西では旬は春とされているのです。関西での旬が、名前の漢字になったということです。
ちなみに、つい最近買った鰆に「旬」のシールが貼られていましたが、産地は和歌山県でした。これなら確かに旬と言えそうです。
今夜のメインは鰆🐟❗️
— 栄養士かめこ🍲栄養小話と野菜料理 (@eiyoushikameko) 2019年4月21日
和歌山産で「旬」て書いてました。
身が柔らかく、美味しかった☺️
今度、これのゆずバージョンもやってみたい💡#おうちごはん #夜ご飯 #Twitter家庭料理部 #料理 #クッキング #自炊 #献立 #主菜 #鰆 #サワラ #魚料理 #旬の食材 #大葉 #けむらん亭 #アスパラガス #旬の野菜 pic.twitter.com/9quX0FzTPa
まとめ
鰆には、旬の時期が2つあるんですね。調べていると、関西では鰆を刺身で食べるらしいという情報も。そして、その刺身がとっても美味しく、トロのようらしい・・・。とても食べてみたくなりました。
以前、春菊の旬の時期が春ではないことを書きました。漢字「春」が入っているからと言って、必ずしも春の食材ではない例は、春菊だけではないのですね。
とても勉強になった、今回の調べものでした。
〈参考〉
・キッコーマン ウェブサイト(2019/4/20閲覧)