こんばんは、栄養士のかめ子です。GWのお休みに、私の実家に旦那様を連れて帰りました。そしたら私達の帰省に合わせて、少し早めの5月5日「端午の節句」の食べ物を、家族が用意してくれました。最初の写真の「ちまき」と「柏餅」です。今日はこの時の話。
衝撃的な事実が判明
私や弟は幼い頃から食べてきた、GWの行事食。懐かしさを感じながら食べていました。ですが、なんと!旦那様はこのちまきを食べたことも、見たこともないと言うのです。
聞くと、旦那様にとってちまきと言えば、もち米のおこわが入ったやつ。私にとっての「中華ちまき」だと言うのです。数日前に偶然食べていて、写真がありました。写真の左上のやつ。私は、これはこどもの日とは関係のない、「中華ちまき」という別の食べ物だと思って食べていました。
調べてみた
とても驚いたので、ちまきについて調べてみました。そしたら、地域性がある事が分かりました。大きく分けて東日本・西日本・鹿児島県に分けられるようです。
東日本の「ちまき」は、旦那様が想像した、もち米のおこわが入った、三角形のやつ。ただし、これはこどもの日に食べるものなのかは不明です。旦那様は柏餅は食べたけど、中華ちまきは子供の日には食べていないと言っていました。東日本のこどもの日の食べ物は、柏餅がメインなのかも知れません。もっと言うと柏餅の形にも地域差があるとか…。
西日本の「ちまき」は、最初の写真の、緑の笹の葉で包まれた、細長〜いやつ。中身は甘くて柔らかいお餅です。私の住んでる地域は、特に餡などは入っていません。
そして鹿児島県の「ちまき」は、「灰汁巻き」というものらしい。もち米を使った、茶色くて甘い食べ物らしい。これは私も今回調べて初めて知りました。食べてみたい!偶然昨日テレビでの、ご当地グルメの話題でチラっと紹介されていたのですが、灰汁巻きは子供の日限定ではなく、年中食べられるのかな?
まとめ
東京出身の旦那様と大分県出身の私が一緒に暮らしていて、言葉やイントネーション、食文化の違いを感じる事は多々あります。しかし、もう10年近く一緒にいるので、最近はあまり違いを感じる機会も減ってきました(それに、私に影響されて旦那様も大分弁を喋り始めた。)。久しぶりに食文化の違いを見つけてびっくりしました。
そういえば、桜餅も上京したての時、「私の知ってる桜餅じゃない!」と衝撃を受けた記憶があります。私が知っている桜餅は、関東では「道明寺」と呼ばれていました。未だに関東でも、ピンクのもち米に餡が包まれた道明寺を探してしまいます。
旦那様との生活での食文化の違い、また見つけたら紹介しようと思います。
少し早めに端午の節句のちまき🎏
— 栄養士かめこ🍲栄養小話と野菜料理 (@eiyoushikameko) 2019年5月2日
九州の私は5月5日のちまきと言えば当たり前に甘い団子だけど、関東生まれ・育ちの旦那様はコレの存在を知らなかった。
地域性がある事を初めて知った😲#ちまき #端午の節句 #5月5日 pic.twitter.com/YJcchVfn8C