栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

アスリートの食事をサポート中の、スポーツ栄養士のブログです。

常温保存の牛乳をご存知ですか?

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こんばんは、栄養士のかめ子です。おやつに無糖のカフェラテを飲むことがよくあります。血糖値も上がりにくく、タンパク質豊富でお腹にたまるので満腹感もあり、大人のおやつにはお勧めです。今日はカフェラテにも使われている牛乳の話をします。

 

 

一般的な牛乳

皆さんがよく、スーパーで購入する牛乳というと、冷蔵保存で紙パックに入ったものを想像すると思います。

また、牛乳は栄養価が高いので雑菌が繁殖しやすく、開封後は賞味期限内で冷蔵保存していても、腐ったり、塊が出来たという経験をしたことがある方もいるかと思います。また賞味期限は、製造後2週間前後のものが多いと思います。

 

冷蔵しなくて良い牛乳

上記のように雑菌が繁殖しやすく、非常にデリケートな牛乳ですが、常温保存可能な牛乳があることをご存知ですか。「LL牛乳(ロングライフ牛乳)」という商品です。パッケージには「常温保存可能品」とか「LL」との表記があり、商品により異なりますが、賞味期限は数か月あります。

1リットルの大きな容器ではなく、1回のみきりサイズの商品が多い気がします。スーパーでは他の牛乳と一緒に、冷蔵の棚に並んでいることが多いです。

 

どうして常温保存できるのか

どうして牛乳が常温保存できるのでしょうか。これには主に、3つの理由があります。

①つ目に殺菌温度です。冷蔵保存の牛乳より殺菌温度が高く、「滅菌」しています。つまり、パッケージの中の牛乳中の細菌が0になるようにしているのです。

②つ目に容器です。一見普通の紙パックに見えますが、紙容器にアルミ箔を貼り合わせた容器で光を遮断することにより、品質の低下を防いでいます。

③つ目に充填方法です。無菌状態の環境で滅菌した牛乳を滅菌した容器に充填するため、無菌のまま充填し密封することができます。

ちなみに、「常温保存」ですので、直射日光が当たる場所や去年の夏の様な気温が40℃前後まで上がった場合、安全に保存できるのかというと少し心配があります。こんな時は冷蔵庫に入れたほうが良いと思います。

 

LL牛乳の開封後の保存

何だかすごく特別感のある牛乳のように思えたかも知れません。ですが、薬品を使っているとかではなく、中身は普通の牛乳です。容器を開封すると、空気中の雑菌が牛乳の中に入り込みますから、「賞味期限が長い」とか「常温で保存できる」というLL牛乳の特徴はなくなります。開封したら、冷蔵庫で保存し早めに飲み切ってくださいね。また、ストローなどで口を付けて飲んだ場合は保存できませんから、その時に飲み切って下さい(これは、普通の牛乳も同じです。)。

 

まとめ

LL牛乳、災害時の備蓄などにも良さそうです。案外普通の牛乳に交じって売っているので、気づかない間に飲んだことがある方もいるかもしれません。是非店頭で探してみて下さい。

 

〈参考〉

・一般社団法人 日本乳業協会 ウェブサイト(2019/5/26閲覧)

・株式会社明治 ウェブサイト(2019/5/26閲覧)