栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

経口補水液とスポーツドリンクの違い。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。少し前ですが、まだ5月なのに、30℃を超える日が続きました。私の旦那様は、昼間の炎天下でもお構いなく、サッカーをしに出掛けたりするので、私としてはとても心配になります。本人は、慣れているので大丈夫だと言って、2Lのスポーツドリンクを持って出かけていくのですが・・・。

最近、スポーツドリンクと似た商品で、「経口補水液」という商品が増えています。この2種類の違い、皆さん分かりますか。今日はこのことについて説明したいと思います。

 

 

よく見る経口補水液の商品

店頭に並んでいる経口補水液の商品で一番知名度が高いのは、

大塚製薬OS-1

だと思います。実は、他の食品会社からも経口補水液は発売されており、

・明治「アクアサポート」

・味の素「アクアソリタ」

などがあります。

 

スポーツドリンクとの違い

では、これらの経口補水液とスポーツドリンクとの違いは何なのでしょうか。

成分の違いが色々ありますが、そのうちの一つが「食塩相当量の違い」です。

スポーツドリンクの食塩相当量は、0.1g/100mlつまり、500mlのペットボトル1本で0.5g前後のものが多いです。これに対して経口補水液の食塩相当量は、500mlのペットボトル1本で1.0g〜1.5gと、スポーツドリンクより食塩相当量が多いです。経口補水液を1本飲むと、分かりやすく言うと味噌汁だいたい1杯分の食塩を摂ることになるということです。

 

経口補水液はどんな時に飲めば良いか

経口補水液はどんな時に飲むと良いのでしょうか?これは製造会社各社のHPにも書いてありますが、

・軽度〜中度の脱水状態の時

です。重症の時や、持病があって食事制限があり飲んで良いか不明の場合は、病院に行って下さい。

そして、脱水と言っても色々ありますが、

・風邪による下痢、嘔吐、発熱

・高齢者の水分摂取の不足

・過度の発汗

・炎天下での長時間の作業

・高温の日のスポーツ

など、脱水の原因になる要素は色々あります。この様な時に、経口補水液が必要になります。

 

注意したいこと

経口補水液を飲むタイミングを説明しました。しかし、前述のように、経口補水液は食塩相当量が多い飲み物です。その為、脱水の恐れがなく元気なのに、予防的に毎日飲んだりするのはあまり良くないのではないか…?と個人的に思っています。食塩を控えているのに、味噌汁を1杯追加するようなものなので。平常時に毎日飲んでいたら、食塩摂取量が相当増えてしまうのはお分かりいただけると思います。

こんな事を書くと飲みにくくなってしまうかも知れませんが、ここぞという時、やばい!と思った時は、経口補水液を飲んで下さいね!

 

まとめ

経口補水液とスポーツドリンクの違い、少しでも分かって頂けたでしょうか。ここ数年で経口補水液の認知度は一気に上がった気がします。ですが、スポーツドリンクとの違いは浸透していないな、と感じています。スポーツドリンクならグビグビ飲んで良い訳ではありませんが、一般の方にも違いを知ってもらい、賢く使い分けて欲しいと感じる栄養士です。 

 

〈参考〉

大塚製薬株式会社 ウェブサイト(2019/6/3閲覧)

・株式会社明治 ウェブサイト(2019/6/1閲覧)

・味の素株式会社 ウェブサイト(2019/6/1閲覧)