栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

賞味期限を過ぎた食品は食べても良いのか?

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こんばんは、栄養士のかめ子です。いつかの味噌汁。しつこいですが、かぶは好きなのでしょっちゅう使ってます。ですが、葉の根元、食べられることは知っているのですが、土を落とすのが大変で、切り落としてしまうことがあります。食品ロスの問題も最近よく聞き、捨てずに食べなきゃな、と思いつつも実行できないことがある私です。小松菜やほうれん草も同じですね。今日はそんな食品ロスにも関係ある話です。

 

 

賞味期限切れの食品

食品ロスの問題が報道され、広く認知されてきていることを実感する最近です。それと同時に、「賞味期限は美味しさの目安です。賞味期限を過ぎても急に食べられなくなるわけではありません。」という発信を目にすることが増えました。確かにその通りです。賞味期限を1秒過ぎたら急に腐る訳ではなく、品質は徐々に低下していきますから、暫くは食べても大丈夫です。食品メーカーもある程度の余裕を持って、賞味期限の日付を設定しています。私も、勿体ないので、賞味期限を過ぎてしまってもすぐであれば食べます。

 

賞味期限の注意点

ここで一つ、皆さんに知って欲しいことがあります。それは、「消費期限は、袋や容器を開けないで、書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束したもの」であるということです。つまり、開封したら賞味期限は無効になるので、賞味期限にかかわらず出来るだけ早く食べて下さい」ということです。

私の知る限り、食品工場はとても清潔な環境で、家庭の環境より雑菌が少ないです。また、食品によっては密封包装した後に加熱して、包装の中を滅菌している食品もあります。それが開封したら食品工場より恐らく雑菌の多い空気に触れる訳なので、開封後は賞味期限内でもカビや雑菌が増えることは十分に考えられます。

 

期限切れ食品を食べる上で、私が心配なこと

話を戻します。今後、賞味期限切れの食品を食べても大丈夫ですよ!という流れになることが考えられます。ですが、食品の仕事をしていた経験のある私からすると、いくつか心配なことがあります。

〈具体的に期限の何日後まで大丈夫かは一概には言えない〉

食品が、何日目に腐り始めるかは、その食品が置かれていた環境によって変わってきます。

・店頭での保管温度

・持ち帰りの間、適温で保存されていなかった時間の長さ

・家庭の冷蔵庫の温度、冷蔵庫の開閉の頻度

など、要素は色々。なのでもしメーカーに「期限後何日まで大丈夫ですか?」と聞いても、答えてくれないと思います。寧ろ、食べる目安は賞味期限なので、期限内に食べて下さいと言われると思います。食べるなら、自己責任でということになります。

 

〈期限後の飲食で体調を崩してもメーカーが対応してくれないかも〉

基本的に食品メーカーは、賞味期限内の飲食を推奨していると思います。一つ目の話と繋がってきますが、その後の責任は負ってくれないと思われます。期限切れの商品を食べてお腹を壊しても、「期限切れなので当然腐っている可能性はありますよ。」と言われても仕方ないです。ですので、期限切れの商品の飲食は自己責任でということになります。(※ただし、異物混入は賞味期限と関係ないので話は別です。)

 

私は、期限切れ食品を食べるなら、この2つ(他にもあるかも)を十分理解した上で食べる必要があると思います。

 

まとめ

今日書いた内容は、私の個人的な懸念です。今のところ私が思いつく解決方法は、「期限内に、開封したら出来るだけ早く食べること」だけです。見た目や臭いなどから自分で可否を判断できれば良いですが、そうでないのなら期限内に食べたほうが良いのではないでしょうか。他に良い解決方法があったら、是非教えて下さい!

また、期限切れ食品の飲食について発信する専門家の方も、「勿体ない」ばかりではなく、こういうリスクもあるということを併せて伝えて欲しいと感じる私でした。

念のために書いておくと、食品ロスを減らす動きには勿論賛成ですし、前述の通り、私も期限切れの食品を食べることもあります!

以前、卵についても似たような話を書きました。宜しければご覧ください↓。

eiyoushikameko.hatenablog.com

〈参考〉

農林水産省 ウェブサイト(2019/6/14閲覧)