栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

野菜ではなく、動物性食品からから摂れるビタミンがあることをご存知ですか?

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こんばんは、栄養士のかめ子です。先日作ったビーフシチューの2日目。作った日はシンプルに食べたのですが、2日目は折角なのでアレンジして食べたくて。ビーフシチューオムライスにしました。牛すね肉を使ったのですが、合計2時間以上煮込んだ結果、ほろほろで柔らかいお肉に変身しました。今日は、肉や魚から摂取できるビタミンの話をしたいと思います。

 

 

先日のブログに追加

先日こんなブログを書きました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

献立の中の副菜では、主食や主菜で摂れないビタミン・ミネラル・食物繊維を摂って欲しい。つまり、野菜を中心とした料理にしてほしいという話をしました。確かに野菜は、多くのビタミン・ミネラルの供給源になります。しかし実は、動物性食品(肉や魚など)が供給源になっているビタミン・ミネラルもあります。ミネラルの方が想像がつきやすいと思うので、今日はビタミンについて話したいと思います。

 

動物性食品から摂取しているビタミン

動物性食品から摂取しているビタミンがあることを説明しました。具体的には、

ビタミンD

ビタミンB1

ナイアシン

・ビタミンB6

ビタミンB12

パントテン酸

などがあります。意外と動物性食品から摂取しているビタミンの種類も多いということです。

ちなみに、動物性食品の中でもレバーに含まれるビタミンの種類は特に多いです。動物性食品に多いビタミンと言っても、肉のレバーがメインの場合は、今回は外しました(ビタミンA、ビタミンB2葉酸など)。

 

ビタミンD

動物性食品に含まれるビタミンについて、どんな食品に含まれるのか見ていこうと思います。

まず、ビタミンDです。肉類にはわずかしか含まれませんが、魚には多く含まれます。また、きのこ類や卵からも摂取することができます。

(卵には多くの栄養成分が含まれていることは以前説明しました↓。)

eiyoushikameko.hatenablog.com

 

ビタミンB1

ビタミンB1を多く含む動物性食品は豚肉です。また、穀類にも多く含まれますが、含まれるのは胚芽の部分です。玄米や全粒粉に豊富で、精製した米や小麦にはほとんど含まれません。

 

ナイアシン

ナイアシンは肉にも魚にも多く含まれます。またアミノ酸の一つ「トリプトファン」から体内で合成されます。トリプトファンは魚や乳製品、卵に多く含まれます。

 

ビタミンB6

ビタミンB6は、色々な食品に含まれるビタミンで、動物性食品では肉にも魚にも多く含まれます。しかし、冷凍や加工で失われやすいので、新鮮な食品を摂るようにすることが大切です。

 

ビタミンB12

ビタミンB12は、アサリやシジミなどの貝類に多く含まれます。肉ではレバーに豊富に含まれます。植物性食品にはほとんど含まれません。

 

パントテン酸

パントテン酸は、色々な食品に含まれるため、不足しにくいです。魚や肉、卵にも豊富に含まれる他、納豆にも豊富です。

 

まとめ

「ビタミン」というと、野菜や果物のイメージを持つ方も多いと思いますが。実は動物性食品から摂取しているビタミンの種類も多いことを、知って頂けたでしょうか。

今回紹介したビタミンの中で、ほぼ動物性食品からしか摂れないという栄養素は限られており、多くが動物性・植物性の食品どちらからも摂取している栄養素です。また、ビタミンCや食物繊維は植物性食品から摂取する栄養成分です。

毎度の結論になりますが、動物性・植物性どちらかに偏らずバランスよく食品を摂ることが大切だと言えそうです。

 

〈参考〉

・グリコ ウェブサイト(2019/6/20閲覧)

・吉田企世子、松田早苗「おいしく健康をつくる あたらしい栄養学」(2015)