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小松菜の栄養成分の話。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。いつかの夜ご飯の味噌汁です。ねぎ・小松菜・油揚げ。小松菜は葉がしっかりしていて扱いやすくて好きなので、よく使う野菜です。それで小松菜の栄養成分が気になって調べてみました。今日はその話をしようと思います。

 

 

小松菜のイメージ

私が小松菜の栄養成分と言われて思い浮かぶのは、カルシウム、それに緑黄色野菜なのでβ-カロテン。後はある程度の量の食物繊維やビタミンCも含まれていることが想像できます。

 

栄養成分を調べてみた

栄養成分が気になったので、早速食品成分表で調べてみました。結果、私のイメージは間違っておらず、カルシウム・β-カロテン・食物繊維・ビタミンCは豊富に含まれていました。そしてもう一つ豊富に含まれている栄養成分を見つけました。それは「鉄」です。鉄は「2.8mg/100g」含まれていました。これはなんと、鉄の多いイメージのある野菜「ほうれん草」よりも多い含有量なんです。因みにほうれん草の鉄の含有量は、「2.0mg/100g」でした。

 

その他の栄養成分もほうれん草と比較

ついでに鉄以外のビタミン・ミネラルもほうれん草と比較してみました。すると分かったことは、

・カルシウムの含有量は小松菜の方が圧倒的に多い。

・鉄の含有量は小松菜の方が多い。

亜鉛・ビタミンE・葉酸の含有量はほうれん草の方が圧倒的に多い。

・動物性食品から摂取する、ビタミンDビタミンB12はどちらにも含まれていない。

この他のビタミン・ミネラルは、それぞれ含有量に差はありますが、カルシウム等ほどの大きな差ではありませんでした。

 

まとめ

今まで、「野菜で鉄と言えばほうれん草!」だと思っていたし、そういうイメージをお持ちの方は多いと思います。しかし、ほうれん草よりも鉄の含有量が多い野菜が身近にありました。

以前、ドライフルーツのプルーンの鉄分について考えました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

このときには、「プルーンは鉄の大きな摂取源にはなれないし、非ヘム鉄の吸収を良くするビタミンCは含まれていない」という、ちょっと期待外れの結果になりました。しかし、小松菜は1回に食べる量が多いし、ビタミンCも含まれています。調理方法によっては成分の流出を無視できませんし非ヘム鉄ですが、ある程度は鉄の摂取源として期待して良さそうです。

 

 

〈参考〉

文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」