栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物とそのまわりの話〜

栄養士かめ子です。栄養学オタクの理系栄養士が、栄養学や食品の面白い話をするブログ。たまに、美味しいものの話。

ビタミンDの不足に注意。  

f:id:eiyoushikameko:20190716153425j:plain

こんばんは、栄養士のかめ子です。先日の夜ご飯のおかず、鯵の甘酢あんかけです。以前にも話しましたが、魚は定期的に食べるようにしています。今日は、魚も関わる話をしたいと思います。

 

 

限られた食材からしか摂れないビタミン

以前、こんな話をしました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

ビタミンって野菜から摂取するイメージがありますが、実は動物性食品から摂取しているビタミンもあるという話でした。その中で、好き嫌いが多く偏った食生活をしている方は、不足に注意が必要なのではないかと思った栄養素があります。それは「ビタミンD」です。

 

ビタミンDが不足すると?

ビタミンDの役割は、腸管や腎臓でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成と成長を促すことです。不足すると、小児ではくる病、成人では骨軟化症という骨が弱くなる病気を発症する恐れがあります。

また、食事から摂取する以外に、日光を浴びることで皮膚でも産生されます。

 

ビタミンDを多く含む食品

実はビタミンDを多く含む食品は限られています。具体的には

・魚

・卵

・きのこ

に多く含まれています。この中で、特に魚ときのこは、あまり食べない方もいるのではないかと思いました。そのような方はビタミンDの不足に注意する必要があります。

 

卵やサプリメントビタミンDを摂取すればよいのか?

逆に、魚やきのこが苦手なら、卵を食べるかサプリメントで補えばよいのでは?と思う方もいるかもしれません。ですが、栄養士としては、アレルギーなどない限り、魚やきのこも食べて欲しいと考えています。

卵だけでは、1日に何個も食べないとビタミンDの必要量を補えず、そうすると飽和脂肪酸の過剰など、別に心配な点が出てきます。また魚にはタンパク質・DHAEPAなど、きのこには食物繊維などが含まれます。これらの栄養素も積極的に摂って欲しいのです。

サプリメントについては、過剰の心配がありますし、バランスの良い食事が出来ていれば必要ないものなので、基本的にはお勧めしません。

 

まとめ

ビタミンDは骨の健康にかかわる大切な栄養素です。食品からの摂取であれば過剰症のリスクを考える必要はなさそうです。魚が苦手で肉ばかり食べている方やきのこをあまり食べない方、今後は是非意識して食事に取り入れて欲しいと感じます。

 

 

〈参考〉

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」

文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)」