アスリートをサポートする栄養士の日々。

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牛乳とアーモンドミルクの違い。

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こんばんは、栄養士のかめ子です。先日の夜ご飯のチキンカレーです。最近カレーをスパイスから作ることに興味を示していることをこのブログにも書きましたが、これもS&Bの赤缶から作りました。思ったほど難しくないことが分かり、一層はまってしまいそうな私です。

話は変わりまして、先日、豆乳は牛乳の代わりになるのか?という話をしました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

栄養成分の含有量が全然違うので、代わりにはならないという結果でした。最近、豆乳以外にも「第3のミルク」と言われる似たような飲み物が出てきています。今日はその中で、「アーモンドミルク」の栄養成分を見てみたいと思います。 

 

 

アーモンドミルクとは

アーモンドミルクとは、一般的にはすりつぶしたアーモンドに水を加えて作られる飲料です。色から、牛乳や豆乳を加えて作られると思う方もいるようですが、牛乳や豆乳は使用されていません。

日本で今いちばん売れているのは、グリコの「アーモンド効果」という商品のようです。

 

アーモンドミルクの栄養成分

では本題のアーモンドミルクの栄養成分を見ていこうと思います。ここではグリコの「アーモンド効果 オリジナル」の数値を参考にしたいと思います。商品パッケージには「食物繊維・カルシウム」の文字がありますが、カルシウムの含有量は牛乳に及ぶのでしょうか?ついでに、アーモンド効果は「200mL当たりアーモンド5g使用」とのことなので、アーモンド5gの栄養成分も見てみました。

1本200mL 当たり エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 食物繊維 カルシウム ビタミンE
牛乳 136kcal 6.6g 7.6g 9.7g 0.0g 227mg 0.2mg
アーモンド効果オリジナル 83kcal 1.2g 3.5g 13.6g 3.8g 60mg 10.0mg
アーモンド5g 29kcal 1.0g 2.6g 1.0g 0.5g 13mg 1.5mg

※200mL=206gで計算。

 

分かったこと

まず、食物繊維・ビタミンEは牛乳よりも圧倒的に多い結果となりました。カルシウムは豆乳よりは多いですが、牛乳ほどは含まれていないことが分かりました。

そして、豆乳には多く含まれていた「鉄」ですが、グリコのHPに記載はありませんでした。食品成分表によると0.2mg/アーモンド5gでしたし、他の原材料で添加されていないので、豆乳のようには摂取出来ないと思われます(シリーズの中には鉄が添加された商品もあります。)。

そしてよく見ると、「アーモンド効果 オリジナル」と「アーモンド5g」の間には、数値の開きがあります。これが意味するのは、商品の栄養成分はアーモンド自体の栄養成分というよりは、その他の原材料により添加された栄養成分の影響が大きいということではないでしょうか。原材料を確認してみると、アーモンドと砂糖以外にも、栄養成分を添加する目的と思われる原材料(デキストリンクエン酸カルシウム・ビタミンE)が使われていることが分かりました。

つまり、

・自宅で手作り

・他社のアーモンドミルク

この様な場合は、栄養成分が全く異なることが想定されます。

 

まとめ 

豆乳と同様に、牛乳の代わりのように使われることの多いアーモンドミルクですが、栄養成分は牛乳とは違うことが分かりました。牛乳で期待される、タンパク質やカルシウムはそんなに摂取出来なそうです。

また、アーモンド以外の原材料も沢山使われており、アーモンド以外の原材料で強化している要素が大きそうです。ということは、商品によって、成分の違いが様々あると思われます。

グリコのアーモンド効果という商品については、食物繊維やビタミンEが豊富に含まれています。気になる方は、ぜひ飲んでみて下さい。

 

〈参考〉

文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

江崎グリコ株式会社 ウェブサイト(2019/8/4閲覧)

cp.glico.jp