アスリートをサポートする栄養士の日々。

スポーツ栄養士の日々の記録。

スポーツをする人が注意したい貧血。

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こんばんは、スポーツ栄養を勉強中の栄養士のかめ子です。先日、「かこみ食卓」というご飯屋さんに行ってきました。野菜たっぷりで主菜のお皿以外にも小鉢が2つ。自宅のご飯も毎日こんなにこだわることが出来ればよいけれど、うちでは難しいな・・・とか感じた私です。今のところ東京に2店舗しかありませんが、美味しくてお手本みたいな定食が食べられるお店なので(食塩量は未確認です)、気になる方は行ってみて下さい。

ところで、昨日のブログでは鉄欠乏性貧血以外でも、食事が関係する可能性のある貧血があることを説明しました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

貧血にならない為にも、バランスよく食べることが大切だということが伝わっていたら嬉しいです。今日はこれに続いて、特にスポーツする人が注意したい貧血を、いくつか紹介したいと思います。

 

 

鉄欠乏性貧血

アスリートに限りませんが、女性に多く見られる貧血です。月経も鉄欠乏性貧血の原因の一つですが、アスリートは体から鉄を失う場面が一般の人より多くなるため、注意が必要です。具体的には、

・特に審美系(新体操・フィギュアスケートなど)や体重が関わる競技のアスリートがダイエット目的で食事制限をすることで、栄養バランスが乱れ鉄が不足する。

・発汗によって鉄が失われる。

・普通の人より活動量が多く酸素もたくさん必要なので、酸素を運搬するヘモグロビンも普通の人より多く必要になる。

この様な場面が想定されます。

 

溶血性貧血

ジャンプや走り込みで足の裏などへ衝撃を受けると、血管内の赤血球が壊れてしまい、貧血になります。新しく赤血球が作られることで回復しますが、トレーニングが激しくなると、作られる赤血球より壊れる赤血球が多い状態が続くので、注意が必要です。陸上長距離・バレーボール・バスケットボールなど、足の裏に強い衝撃を受ける競技の選手で多くみられます。

 

希釈性貧血

血液中の血漿量増えることで鉄の割合が減る、「見かけの貧血」です。赤血球が減少した訳ではないので治療の必要はありません。

 

まとめ

アスリートの貧血は持久力の低下を招き、パフォーマンスに影響します。トレーニングを積んでいるが持久力が落ちている・だるい・疲れやすいという症状がある場合は、貧血を疑い、医師の診断を受けることを勧めます。

 

〈参考〉

・須永美歌子「女性アスリートの教科書」(2018)

江崎グリコ株式会社 ウェブサイト(2019/8/10閲覧) 

www.glico.co.jp