アスリートをサポートする栄養士の日々。

スポーツ栄養士の日々の記録。

さつまいものβ-カロテン。

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こんばんは、スポーツ栄養を勉強中の栄養士のかめ子です。いつかの酢豚です。この間も書きましたが、さつまいものシーズンなので料理にも使いたいと思い、人参の代わりに入れてみました。酢豚の味付けと相性良いですよ〜!是非作ってみて下さい。

昨日はさつまいもの話をしましたが、もう少し、さつまいもの栄養の話をしようと思います。

 

 

食品成分表でのさつまいも

さつまいもって色んな品種があって、今の時期にスーパーに行くと複数の品種が並んでおり、味の違いが説明されていたりします。品種によって断面の色も全然違います。それで、品種によって栄養素の含有量にも差があるのではないかと思いました。

それで食品成分表をよく見てみたのですが、成分表のさつまいもについては、どんな品種について測定しているのかという所までは分りませんでした。

 

品種によるカロテン含有量の違い

調べていると、ある栄養素の含有量は品種によって著しく異なることが分かりました。その栄養素は「カロテン」です。内側の黄色い部分の色が濃いほどカロテンの含有量が多いようです。具体的には、

100g当たり 肉色 カロテン
ベニハヤト 桃色 11900μg
隼人 桃色 4470μg
黄5号 淡橙色 1145μg
内原1号 濃黄色 927μg
紅赤 黄色 145μg
農林1号 淡黄色 67μg
沖縄100号 淡黄色 26μg
おいらん 白紫色 20μg
護国 淡黄色 18μg
関東6号 淡黄色 3μg
太白 微量
食品成分表:さつまいも、皮つき   40μg(β-カロテン)

この様なデータを見つけました。古めのデータなので、最近人気のある品種は含まれませんが、品種による色の違いによって、カロテンの含有量に大きな差があることが確認できました。

 

むらさきいもの話

さつまいもの仲間に、内側が紫色の「むらさきいも」があります。これはβ-カロテンは殆ど含有されていませんでした。ですが機能性成分としてポリフェノールの一種であるアントシアニンの含有量が多く、

・平均60mg/100g

だということです。

 

まとめ

さつまいもには沢山の品種があることは何となく知っていましたが、調べてみてその多さに改めて驚きました。何でこんなに品種改良が進んでいるのか、疑問に思いました。主食・おかず・おやつ・焼酎・デンプン・・・と用途が広いから?それとも他の農作物もたくさん品種があるのを私が知らないだけ?今回は、この疑問の答えにはたどり着けませんでした。

 

〈参考〉

文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

・菅原龍幸「改訂食品学Ⅱ(第2版)」(2014)