栄養士かめ子のブログ。 〜栄養学と食べ物の話〜

栄養士かめ子です。スポーツ栄養士を目指して勉強中。

給食と牛乳。

f:id:eiyoushikameko:20191009120224j:plain

こんばんは、スポーツ栄養を勉強中の栄養士のかめ子です。さいきんの味噌汁。白菜の季節がやってきましたね。白菜は1個がとても大きくて重く、分割されて売られていることが多いです。しかし、断面から黒くなってしまうのが嫌で、出来れば分割していないものを買いたい私です。最近、「ミニ白菜」というものも見かけます。これなら分割されていなくても、買い物袋に入れて持ち帰ることが出来るので、見つけると思わず買ってしまいます。

また、私の味噌汁には小松菜が入っていることも多いです。これは小松菜の栄養価が高いからです。今日は小松菜も出てくるお話。

 

 

学校給食と牛乳

栄養士でなくても、「給食に牛乳は不要だ」という話題に、皆さん一度は触れたことがあるのではないでしょうか。栄養士の私は定期的にこの話題に触れます。

給食に牛乳不要だという理由はいろいろあると思いますが、「主食が米の給食に牛乳は合わない」という理由が多いのではないでしょうか。

 

牛乳に含まれる栄養素

牛乳に期待される栄養素は皆さんご存知だと思います。それは「カルシウム」です。他にも、タンパク質などの栄養素が摂取出来ます。またカルシウムについては、他の食品より吸収率が高いという特徴もあります。

牛乳1パック(200mL=206g)に含まれるカルシウム量は、

・230mg/200mL

です。

また、小学生~中学生の1日当たりの推奨量は、

1日当たり 男性 女性
6~7歳 600mg 550mg
8~9歳 650mg 750mg
10~11歳 700mg 750mg
12~14歳 1000mg 800mg

です。牛乳1パックで、この1/3~1/5の量を補うことが出来るということです。

 

小松菜で考えると?

以前、牛乳・乳製品以外でカルシウムが摂取できる食品をまとめました。

eiyoushikameko.hatenablog.com

この中で私が個人的に、身近な食品でお勧めだと思うのが「小松菜」です。小松菜のカルシウム含有量は、

・170mg/100g

でした。

牛乳1パック200mLと同量のカルシウムを摂取するためには、約135gの小松菜を摂らないといけません。

 

分かったこと

給食で1パックの牛乳を飲んで、小松菜を135g摂っても、小中学生の1日の推奨量には届きません。先ほどリンクを貼りましたが、カルシウムが豊富に含まれる食品を意識して摂取しないと、必要な量を確保することが出来ないことが分かると思います。

 

まとめ

確かに、主食が米の給食に牛乳が合わないという意見も否定はできません。一方で、成長期の子供たちに、必要な量のカルシウムを不足なく摂ってもらうことはとても難しいのです。

給食で美味しさを求めるのは当然ですが、同時に子供の成長のために必要な栄養を不足なく摂取してもらうために、栄養士が頑張っています。給食だけでなく、自宅での朝ごはん・夜ごはんでも、カルシウムを意識してほしいと感じています。

 

〈参考〉

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」

文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)」