アスリートをサポートする栄養士の日々。

スポーツ栄養士の日々の記録。

女子フィギュアスケートの選手が心配な話・・・。

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こんばんは。アスリートの食事をサポート中!の栄養士のかめ子です。

 

突然本題に入りますが、先日こんな記事を見ました。

headlines.yahoo.co.jp

女子フィギュアスケートザギトワ選手が、体の成長により年下の選手に勝てなくなっている・・・という話です。

 

点数を稼ぐためにジャンプを高く跳び、回転数を多くするには、体重が軽いほうが有利だということは、フィギュアスケートに詳しくなくても何となく想像できます。特に女性選手は比較的筋肉量が少ないので、体重の影響は大きいと思われます。

 

じゃあこの先、ザギトワ選手は減量すれば良いのでしょうか・・・?

 

実際どうするのかは知りませんが、私はザギトワ選手の体が心配です。まだ成長中の10代ですよ・・・⁉︎と言うか、女子フィギュアの選手は、他にも体が心配な選手が沢山・・・。

 

以前書いたかもしれませんが、

女性はある一定の体脂肪率を下回った時(個人差あるし、ギリギリを目指されると困るので数値は書きません。)

摂取エネルギーが足りない時

この様な時に生理が止まることがあります。これはアスリートではなくても同じです。

生理が止まるということは、女性ホルモンが分泌されていないことを意味します(他に、病気が原因のこともあります。)。すると、10代でも骨密度が低下し、骨粗しょう症やアスリートでは疲労骨折を起こす可能性があります。

骨密度はだいたい20歳を過ぎるとそれ以上上がらず、後はどれだけ低下しないように維持できるか?という問題になっていきます。20代になって骨密度が低いことに気づいても、もう骨密度は上げられないんですよ・・・!

 

女子フィギュアスケートの選手の体のプライベートなことは、私も一部選手の体脂肪率くらいしか知りませんが、正しい認識を持った大人が、目先の勝利だけにとらわれずに、彼女たちをサポートしてくれることを期待します。

 

そしてもう一つ。女子フィギュアスケートの選手は外見もとても可愛いらしい選手が多く、フィギュアスケートをするちびっ子達の憧れの存在だと思います。そんなちびっ子たちや保護者の方が、体重や体脂肪率だけに注目して、成長期なのに食事制限をさせるようなことが無いことを祈っています・・・。

 

最後に、度々紹介している本ですが、また紹介します!女性アスリートに関わる、監督・トレーナー・栄養士などの専門職の人は勿論、保護者の方にも読んで欲しい一冊です。須永美歌子氏の「女性アスリートの教科書」です。

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最初の写真ですが、最近話題のセブンイレブンのイタリアンプリンです。流行に乗って私も買ってみました。体重管理の厳しい競技の女子アスリートにも、我慢せずにこれくらいは食べて欲しい、と思い載せてみました。

 

 

 〈参考〉

鈴木志保子「理論と実践 スポーツ栄養学」(2019)